ドローンエンジニアが知っておきたいポイント

様々な場面でドローンを活かす、ドローンエンジニアに注目が集まっています。ドローンエンジニアとは、ドローンを動かすプログラムを開発し、上空での作業をより便利に行えるようにするエンジニアのことを指します。ドローンは映画などの撮影だけでなく、農薬散布や上空からの土地の測量、物品の宅配などの分野で活用されています。
ドローンエンジニアが行うのは基本的に他のエンジニアと同様で、企画・検証・実装を担当します。企画とはドローンを開発する前段階でクライアントと共に協議し、どのようなドローンを必要としているかをヒアリングして、構想を示す段階のことです。

検証の段階では、完成したドローンのプログラムが設計通りに動くかどうかをチェックします。検証作業で得られたデータに基づいて、調整やプログラムの再構築が必要かといった問題点を洗い出すのです。
クライアントの希望通りにドローンを動かすことができれば、クライアントからの信頼が得られるようになり、その後も続けて発注が得られる可能性が高くなります。

実装の段階では、修正したプログラムに基づいて、実際にクライアントが動かすことを想定して最終的なチェックを行います。クライアントが使用するドローンにプログラムを組み込み、期待通りに動くことが確認できれば、ドローンの納品へと進みます。
ドローンは今後さらに活用できる分野が広がることが予想されているため、ドローンエンジニアは将来性のある職種と言えるでしょう。